前回に引き続き、今回も商品リサーチの方法に焦点を当てていきます。
「ここでは、皆様に商品リサーチ方法20選をご用意しており、具体的な数値は自分のニーズに応じて設定することをお勧めします。以下に、「キーワードから」「既存商品から」「カテゴリーから」という三つの視点にまとめました。ご参照いただければ幸いです。
商品をリサーチしてから、キーワード研究を進んでいくのは普通でしょう。でも、今回新しい視点から商品リサーチ方法を紹介したいと思います。ご存知の通り、キーワードから購入者のニーズを洞察することができます。例えば、キーワードの検索数が多ければ多いほど、市場需要が増加していることが分かります。Google トレンドは検索キーワードの人気度の動向をグラフで表示できますが、大量のデータを分析・統合するのは難しいでしょう。」
14、相乗出品から
カートボックスを獲得できない新規出品者に対して、他のセラーを相乗りすることも一つの手段です。「腐っても鯛」というように、好調な同一商品には多数の出品者が存在する場合、市場シェアを占める出品者があるのも可能です。
フィルタリング条件:
販売数を最小で1000、相乗出品者を最小で3という条件を設定しましょう。
ブランド登録の商品については、相乗出品者は対象以外です。
画像:セラースプライトーキーワードリサーチ
15、アフターサービスのコスト
以下の条件を満足する商品を考慮に入れでもいいです。
- 一定の販売数がある
- ランキングはあまり上位ではない
- ほかのセラーに注目されにくい
- 高い評価を受ける
- Q&Aが少ない
- アフターサービスに関する問題が少ない
これは、幅広い市場や特定の市場に商品を提供する販売者に適しています。
フィルタリング条件:
月間販売数最小で1000、評価数値を最小で4.0、Q&A数を最小で5、BSR順位を5000~10000範囲でという条件を設定することで、良好な販売実績がありかつアフターサービスのコストが比較的低い商品を選別できます。
画像:セラースプライトーキーワードリサーチ
16、競合他社の新入荷から
競争力のある店舗に対して、新入荷の商品でも人気が出る可能性が高いです。彼らの商品がまだ成熟していない段階でフォローすることは、市場での先取りが可能になります。店舗の新入荷に注意を払うのもいい方法です。
フィルタリング条件:
優れた競合他社の新商品をモニタリングし、その中で最も潜在的な商品を分析してフォローしましょう。
サプライチェーンが強力な販売者に適しています。
画像:セラースプライトーキーワードリサーチ
17、商品のサイズや重さから
商品の重量とサイズはAmazon FBAの配送料と相関関係があります。小規模セラーにとっては、軽量・小型の製品または標準サイズの製品(小サイズ標準、大サイズ標準)の販売はオススメします。なぜなら、配送料、販売手数料といった初期の投資コストも低いです。
フィルタリング条件:
月間販売数を最小で1000に設定し(十分な市場需要が見られる)、自社の状況に応じてサイズを選択します。
画像:セラースプライトーキーワードリサーチ
18、LQSから
Listing Quality Score(LQS)は、商品画像、商品記述、星評価という3つの方面からListingの品質を分析し、リスティングの質をスコアで表示するものです。スコアが高いほど、Listingの品質が高いことを示します。(10点が満点)
Listingのタイトルとセールスポイントの説明がより詳細であり、A+ページが多く、画像が美しければ、ライバル商品がある市場には競争が激しくなりことを示します。逆に、Listingの品質が高くなくて、売上が高い場合は、需要が高く、競争が低い市場であるかもしれません。
フィルタリング条件:
月間販売数を最小1000、LQSを5未満にすることで、潜在力のある市場を選別ことができます。LQSが低い商品を分析したり、その改善点を見つけたり、参考として自社商品の最適化にお役に立てられます。
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19、配送方法の視点から
Amazonは市場動向を最も把握している出品者とも言えるでしょう。アマゾンが販売している商品は何。
フィルタリング条件:
希望のカテゴリーを選択した上で、出品時間を「直近3か月」、配送方法をAMZに設定してみましょう。
画像:セラースプライトーキーワードリサーチ
20、自社商品の優位性から
もしあなたはすでに特定のカテゴリーに興味があり、かつある程度でサプライチェーンの優位性を持っている場合、そのカテゴリ―により深い研究を行うことができます。
一つのカテゴリーに焦点を当てることで、ユーザーのニーズをより良く把握できるだけでなく、業界動向、ターゲット層、プライチェーンコストといった方面にも成長性がみられ、自社商品の優位性を築くことができます。また、これらの要素も商品の差別化や開発につながります。
「関連トラフィック」ツールを活用してみましょう!
ASINを入力すれば、自社商品と関連する商品を把握ことができます。例えば、「類似商品」を選択し、異なる使用シーンに対応した商品を絞り込むことができます。
画像:セラースプライトー関連トラフィック
これらの方法があなたの商品リサーチに役立つことを願っています。成功をお祈りしています!