1、アマゾン、AIコンプライアンス審査を突如強化 数日で2,000以上のアカウントが停止処分に
アマゾンは近日、突如として大規模なAIによるコンプライアンス審査を開始した。わずか数日間のうちに、2,000以上のセラーアカウントが販売停止処分を受け、商品リスティングが全面的にグレーアウト(非表示)となった。その中には、長年にわたり安定したサプライチェーンを構築し、規約違反歴のない優良セラーも少なくない。
システムは過去1年以上にさかのぼって取引データを自動検証するため、正規品を取り扱い、模倣品販売や知的財産権侵害に一切関与していない場合でも、AIによって規約違反と判定されるケースが相次いでいる。アピールのプロセスにおいても、仕入れインボイスやブランド授権書(LOA)などの証拠を提出しても初期判定を覆すことは難しく、申し立てチャネルは事実上「AIがAIを審査する」構造と化している。
あわせてアマゾンは、新規ASIN作成ルールを全面的に厳格化し、完全なLOAおよび直近1年間の仕入れ証明の提出を義務付けた。さらにFBA混合在庫(コミングル)が廃止され、ノーブランドセラーへの商品ラベル貼付が義務化されるなど、ブランドセラーとそれ以外の運営ロジックの二極化が顕著になっている。
この一連の措置は、アマゾンが「急速拡大する開かれた市場」から「厳選されたブランドモール」へと移行していることを示しており、独自ブランドを持たない転売・ドロップシッピング型モデルを淘汰し、高利益率のブランド商品を優遇する方針を鮮明にしたものだ。セラーは早急に過去の仕入れ証明を整備して情報の整合性を確保するとともに、新たなプラットフォームの生態系に適応するため、自社ブランドの構築を加速させることが求められる。
情報源:https://www.amz123.com/kx/OKOU5yn8
2、アマゾンが再び人員削減 セラーサービス部門に打撃、審査効率が大幅に低下
アマゾンは近日、再び人員削減を実施し、シアトル本社のセラーサービスチーム(Selling Partner Services)に重点的な影響が出ている。同チームは、新規出店審査、アカウントパフォーマンス管理、アピール対応、および物流サポートなど、セラーの日常業務を支える中核部門だ。
この影響を受け、多くのセラーから「ケース対応や審査の効率が明らかに低下している」との声が上がっており、ブランド登録やKYC審査の待機期間が3週間を超えるケースも出ている。アピールへの返信も定型文による機械的な対応が増えているという。
また、アマゾンは5月13日をもって、過去2年間運用してきたAIショッピングアシスタント「Rufus」(1日あたり約9,000万件の相談を処理)の単独運用を終了し、「Alexaショッピングアシスタント」へ全面統合すると発表した。
頻発するシステム障害、人員削減による深刻な人手不足、そして「AI重視・人手軽視」の審査体制が重なり、組織全体の混乱が加速している。AIによって商品が突如削除された際に人的サポートによる柔軟な対応が期待しにくくなっており、セラーにとって新たな運営リスクとして認識しておく必要がある。
情報源:https://www.amz123.com/kx/34ldhmCb
3、アマゾンのアクティブセラー数が16%減少 1セラーあたりの月平均アクセス数は25%増加
ECデータ調査会社Marketplace Pulseの最新データによると、アマゾンのグローバルEC市場は大きな構造調整の局面を迎えている。過去1年間で世界のアクティブセラー数は16%減少し、156万人を下回った一方、アクティブセラー1人あたりの平均月間アクセス数は25%増の3,544回に達し、過去4年間の累計成長率31%を大きく上回るペースとなっている。
SimilarWebのモニタリングによると、アマゾン世界23サイトの合計月間総アクセス数は前年同期比約5%増の55億回に達しており、消費者トラフィック自体は堅調に拡大している。しかし、セラー数の減少により市場競争の集中度が高まっており、トラフィックの恩恵は生き残った既存セラーへと急速に集約されつつある。
情報源:https://www.amz123.com/kx/BfEZR8zG
4、TikTok Shop、2026年グローバル年中セールの日程を発表 米国は前倒し開催&リソースを大幅強化
TikTok Shopは、2026年のグローバル年中大型セール(ミッドイヤーセール)を6月に開催すると正式発表した。各エリアの日程は以下の通り。
- 米国(Deals For You Days):6月中旬〜7月上旬
- 英国・欧州4カ国(Summer Sale):6月下旬〜7月上旬
- 日本(アニバーサリーセール):6月中旬〜6月末
- メキシコ(Hot Sale):5月下旬〜6月上旬
プラットフォーム年間最大規模のセールイベントとして、今回の年中大促の規模・影響力はブラックフライデーに匹敵する。例年より前倒しでスタートし、対象エリアを拡大、マーケティングリソースの投入量も大幅に強化される。データによると、昨年の米国年中大促では1日あたりの最高GMVが前年比1.6倍を記録しており、英欧の夏季プロモーションも過去最高を更新した。
今年は夏の衣替え・父の日・欧米の独立記念日・世界的スポーツイベントなど複数の消費ピークが重なる。プラットフォームはクロスボーダーの自社運営(POP)とフルマネージドの両モードに対し複数の施策をアップグレード。米国ではトレンド商品インセンティブ・ライブオークション・AIGCツールの導入・ブランドイベント枠の拡充を実施。英欧日市場では休暇・スポーツイベント関連商品を中心に最大30%のプラットフォーム補助金を提供。メキシコではサッカートーナメント関連商品や夏季用品を重点プロモーションし、最大35%の割引とランキング争いへの参加権を用意する。
フルマネージドモードでは全対象地域において、ヒット商品育成支援・コンテンツおよびストア内露出リソースの重点配分・入庫補助金を強化。プラットフォームのスケジュールに合わせてトレンド商品を早期確定し、コンテンツ準備・イベント申し込み・海外倉庫への事前入庫を完了させることで、補助金と露出リソースを最大限に活用し、上半期最大の成長機会を掴むことが推奨される。
情報源:https://www.amz123.com/kx/pu9RDyMt
5、日本アマゾン4月おもちゃ・ホビーランキング たまごっちが首位維持、デュエマ25周年パックが急浮上
日本アマゾンの4月おもちゃ・ホビーカテゴリー売れ筋ランキングによると、バンダイの「たまごっちユニ(Tamagotchi Uni)シリーズ」が引き続き首位をキープ。タカラトミーが『デュエル・マスターズ』25周年記念として発売した限定プレビルドデッキが2位に急浮上し、マテルの「UNO」が3位にランクインした。
新規ランクイン商品では、アーテック(Artec)とデビカ(Debika)の油粘土(1kg・500g)がそれぞれ4位・6位を獲得。新学期やこどもの日を控えた工作需要の高まりに加え、SNS上の「#春の工作」トレンドが購買を後押しした。バンダイの「サンリオキャラクターズ チョコレート菓子(14個入)」が5位、ポップマートの「Labubu(ラブブ)ぬいぐるみマスコット」が7位にランクインし、いずれもIPの情緒価値やブラインドボックスのコレクション性が若年層の購買意欲を強く刺激している。
また、『ソニック・ホテル(日本語版)』『協力連想ゲーム ito レインボー版』『ひらがな麻雀』などのボードゲームも新たにランクイン。電子ペット・カードゲーム・ボードゲーム・粘土・トレンドホビーと多彩なカテゴリーを網羅し、子どもの教育から大人の社交、伝統的な玩具からトレンドコレクションまで、日本市場の多様なニーズが反映されたランキングとなっている。
情報源:https://www.amz123.com/kx/cqxXn7Fy
6、ペット用「冥札」が海外ECで大ヒット 文化の再翻訳とセット販売で高単価を実現
原価わずか数円の紙製「冥札(あの世のお金)」が、海外ECプラットフォームで紙製の祭壇・記念カード・LEDキャンドル・花の種などとセット化され、「ペット天国記念セット」として14ドル〜32.99ドルで販売されている。クロスボーダーセラーの中には月商が1,000万円近くに達するケースも出ている。
セラーたちは「冥札」を「Spirit Money」や「Remembrance Offering」と訳し、西欧で広く親しまれている「虹の橋(Rainbow Bridge)」のストーリーと結びつけることで、東洋の祭祀文化を西欧のペットオーナーが受け入れやすいグリーフケアの儀式へと昇華させた。
EtsyやD2Cチャネルでは、ペットのカスタム肖像画入り冥札・本物そっくりのペット用おやつの紙細工・ハロウィン、クリスマス、命日などのシーズナルセットを展開。高単価・カスタマイズ・プライベートドメイン運用を組み合わせ、ペット葬儀市場へ参入するセラーが増えている。
同市場は2025年に約17億ドル規模に達し、2033年には36億ドルへの成長が予測されている。このビジネスモデルの核心は、サプライチェーンの優位性ではなく、文化の転換・シーンのパッケージング・情緒価値の再定義にある。
情報源:https://www.amz123.com/kx/0Erz28J0