トラフィック源をリサーチ機能には2つの検索方法があります。
1つはキーワードを通じて、直近30日間にそのキーワードで検索結果の上位3ページに入った商品を検索します。
もうひとつはASINを通じて、同一グループのバリエーションの自然検索トラフィック、Amazon推薦トラフィック、PPC広告トラフィックなど、すべての検索トラフィック源を検索します。
キーワードで検索
キーワードを入力すると、直近30日間にそのキーワードで検索結果の1~3ページ目に入ったすべての商品と、各ASINの検索トラフィックの源、および対応するトラフィックワードの数を検索することができます。
このデータから、利用できる情報は
1、そのキーワードが自社商品のメインキーワードであれば、これらの商品は自社のメインライバルです。
2、異なるタイプのトラフィックワードの数を通して、自然トラフィックが中心なのか、広告トラフィックが中心なのかなど、主な競合他社のトラフィック構造を理解します。
3、検索結果数が多いほど、キーワードの最初の3ページにある商品の「流動性」が高くなります。
Amazonの検索結果ページは、一般的に1ページあたり40〜60商品(広告商品、推薦商品などを含む)、3ページが合計200以内の商品があります。
トラフィック源をリサーチ機能で検索して、検索結果数が多ければ多いほど、直近30日間に検索結果の最初の3ページに常に新しい商品があることを意味します。逆に、それは検索結果の最初の3ページの商品が比較的に「固化」していることを意味し、他の商品が入ることは困難です。
例えば、「USB charger」でリサーチすれば、検索結果数は284個になり、このカテゴリーは比較的独占されていると考えられます。
また、異なる時間範囲内の検索結果数の変化を比較して、市場の動向を判断するのに役に立ちます。
ASINで検索
次に、ASINを入力してみましょう。ASINを入力すると、自然検索トラフィック、Amazon推薦トラフィック、PPC広告トラフィックを含む、そのASINとそのバリエーションのすべての検索トラフィック源を検索できます。
デフォルトでは、検索結果はすべてのトラフィックワードの数で降順にソートし、各ASINに対応するトラフィックワードのタイプと数が表示され、数字をクリックすると特定のトラフィックワードを表示します。
*本機能のデータは、Amazon検索結果の上位3ページから取得するため、上位3ページにないバリエーションは表示されません。
ASIN B0788GKSZ9を例にしましょう、利用できる情報は:
1、前と同じように、異なるタイプのトラフィックワードの数を比較することで、商品のトラフィック構造を理解できます。
自然検索ワードの数はPPC広告ワードの数よりはるかに多いことにより、この商品の検索トラフィック源が主に広告トラフィックよりも自然トラフィックに依存していることを示しています。
異なる時間範囲を切り替えることで、競合商品のトラフィック源の変化を比較し、競合商品の運用戦略を把握することができます。
例えば、2022年12月に切り替えると、直近30日間より自然トラフィックワードの数が少なく、広告ワードの数が多いことがわかります。これは、商品が広告によるキーワードの順位が上がる後、広告への投入を減らし始めたためと推測されます。
2、他に自然トラフィックワードの数に基づいて競合の売れ筋バリエーションを確定し、自社商品の広告配置(ポジショニング)するために使用することができます。
最も多くの自然トラフィックワードを持つASINは、一般的に売れ筋バリエーションであることが考えられます。
3、それに異なるタイプの広告ワードの数から、競合商品が推進するバリエーションと主な広告タイプを判断できます。
この商品を見れば、SP広告(Sponsored Products)ワードの数は他のタイプの広告ワードの数よりも明らかに多く、その商品の主な広告タイプがSP広告であることを示しています。
そして、他のASINによりこのASINの広告ワードの数も多く主な推進するバリエーションであることを示しています。これを利用して、自社商品の広告を配置できます。
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